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人は色んな組織を生み出し、そしてそこには必ずエース級の人が存在していた。
無論それは、
栄養業界でも例外ではない。
もちろん、ある特定の栄養成分に絞ってしまえば、そのエース級の食べ物がその都度存在しているため、
今回はビタミン界におけるエース、そう【ACE】の一角であるビタミンAについて紹介していこう。
そもそもビタミンとは、
ビタミンとはなんなんだ?
炭水化物ばかり食べている人や、
お菓子や好きなものばかり食べて野菜を食べない人にとって、
このビタミンというのは小さい頃から、大人になっても避けがちになっている重要な栄養成分の一種だ。
簡単に言えば、野菜や果実に多く含まれ、身体を直接作るのではなく、その作るたんぱく質などの手伝いをしてくれるのがビタミン類になる。
ミネラルもそうだが、ビタミン・ミネラルというのは、身体を整えてくれる縁の下の力持ちにほかならず、人知れず体内で消費され続けている。
あなたが大盛のラーメンを食べたとき、胃もたれしないように胃などはフル稼働しているのだが、その消化に必要な酵素を生み出す役割を助けているのもまた、ビタミンさんなのである。
そう、ビタミンさんなのだ。
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ビタミンの役割
ビタミンに”さん”をつけなさい。
このビタミンさんたちは、(笑)
- 栄養素の効果の助力
- 体内の代謝の促進
- 抗酸化作用の効果
- 皮膚の新陳代謝向上
- 免疫力向上
- 感染症に対する抵抗力向上
- 傷付いた細胞の修復作業
- 止血効果
などが挙げられる。
逆に不足すると、
- 食欲不振
- 肌荒れ
- 倦怠感
- 免疫力低下
- 慢性的な体調不良
- 糖質やたんぱく質などのエネルギー成分の代謝が滞る
などがあり、欠乏症にまで発展してしまうと、重大な障害がでることもある。
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ビタミンAの役割とは
ビタミンAについて話していこう
まずビタミンAの基本的な説明をすると、
ビタミンAさん
- レチノールと呼ばれている。
- βカロテンもビタミンAである。
- 酸化しやすく、光に弱い性質がある。
- だが調理では壊れにくい。
- 特に“目”に関して作用がある。
簡単だが覚えてくと良い。
ビタミンAと言えば【目や皮膚】に関する効果が良く耳にすることが多いと思うが、
- ロドプシン(視紅)の成分である。
- 上皮組織(皮膚の外側)の構成の維持。
- 細胞の増殖・分化抑制。
※ロドプシン(視紅)とは、網膜の一部で、光を受け取る重要な成分。
ビタミンAが不足するとこのロドプシンが減ることで、夜盲症になりやすくなる。
などがある。
欠乏の話が出たのでそのまま話すと、
- 暗順応反応低下・夜盲症(暗くなると見えにくくなる。)
- 眼球結膜乾燥症
- 上皮組織の角化。(皮膚が硬化していく症状)
- 免疫力低下
などが挙げられる。
もちろんビタミンAというのは脂溶性ビタミンのため、過剰摂取にも注意が必要で、
- 頭蓋内圧亢進症
- 成長の鈍化・停止(細胞分裂の低下)
- 皮膚の落屑
- 脱毛
- 関節痛
- 胎児の発達異常
- 嘔吐や吐き気
があるが、普通に食事をしていてそうそう過剰になることも欠乏することもないが、
・ストレスが強い
・サプリメント摂りすぎ
などには注意したい。
目と粘膜の守護者・ビタミンA
ビタミンAとは、眼と粘膜の守護者である。
ビタミンAは【目のビタミン】と呼ばれるほど、”目”と密接にかかわっている。
上で説明した、光を感じる物質であるロドプシンの主成分であり、
色を識別したり、光を感じ取るとても重要な成分だ。
他にも、
- 鼻やのど
- 消化器官
- 呼吸器官
- 子宮内の粘膜
などを丈夫にしてくれる働きもあるため、特に妊婦さんや乳児の発育には重要であると分かる。
※過剰摂取は胎児に異常がでることもあるため、詳しくは産科に相談しよう。
また免疫機能にも重要なビタミンで、
- 呼吸器系の感染症に対する抵抗力
- HIV(エイズ)の感染率を低下させる作用
- 抵抗力の弱っている細胞の回復
等にも効果があるため、非常に重要なビタミンと言うことが分かる。
ビタミンAの作用や食べもの
ビタミン界のエースの実力とは
もちろん他にもビタミンAの効果はある。
- 皮膚や肌の潤いを保つ働き
- 爪の健康
- 髪の毛の潤い
など、体内というよりかは、身体の外側の健康を担ってくれている。
ビタミンAが多く含まれている食べものも紹介しておこう。
まずは動物性食品の一覧TOP7から。
鶏レバー(50g) | 7,000iug |
豚レバー(50g) | 6,500iug |
あんこう肝(20g) | 1,660iug |
うなぎかば焼き(100g) | 1,500iug |
うなぎ肝(20g) | 880iug |
銀たら(80g) | 880iug |
牛レバー(50g) | 550iug |
植物性食品の一覧TOP7はこちら。
モロヘイヤ(50g) | 850iug |
西洋カボチャ(80g) | 530iug |
ニンジン(30g) | 450iug |
春菊(60g) | 450iug |
明日葉(50g) | 440iug |
ほうれん草(50g) | 350iug |
すいか(250g) | 350iug |
参考までに。
※1日の摂取の目安量は
・男性/600iug
・女性/540iug
上限量は1,500iug
オススメのビタミンAの摂取法!
ここではサプリメントをベースにコスパと効果を重視して紹介していこう。
まずは定番のこれ!
あまりにも有名なマルチビタミン。
ビタミンとミネラルを一度に摂取したいのなら、おそらくこれが一番これがコスパ最強。
単体ならこちら!
ナウフーズから出ているビタミンAだけに特化しているサプリ。
普段の食事プラスで摂るのが基本であり、肌のかさつきや目の不調などがある時などは、これを足してみてはいかがだろうか?
ちょっと他のよりも高品質なものを選ぶのならこちら!
ドクターズチョイスから出ているマルチビタミン&ミネラル。
栄養成分だけを抽出しているのではなく、そのビタミンやミネラルが含有されている野菜や果実そのものを皮と種ごと丸ごと圧縮・粉砕したものが含まれている。
最後に少しビタミンAの美容効果について
もちろん美容にも良いぞ
ビタミンAは、別名【レチノール】。
レチノールは、しわやたるみを改善する成分としても有効であり、
3大シワ改善精鋭
- ニールワン
- ナイアシンアミド
- レチノール
3大シワ改善美容成分として注目されている。
そもそもシワとは
紫外線や加齢によるコラーゲン・エラスチンなどのハリの成分の減少、乾燥、栄養摂取のバランスの悪さが主な原因。
また顔のよく使う表情によって形成される”表情シワ”などもある。
レチノールはそもそも安全性が高く、赤くなりにくかったり、ヒリヒリ感が少なかったりと、
使いやすい成分としてもあるので、思春期の子供から扱いやすいのも特徴だ。(既往歴などある場合は医者に相談してね。)
ただし一度出来てしまったシワはなかなか治りにくいのもまた事実。
そのため、若いころからシワのケアというのはしておかなければならない。
こちらもオススメ
YEOUTHから出ているレチノール美容液。
他にもヒアルロン酸や同じ抗酸化作用の強いビタミンEも含有されている。
高濃度好きにはたまらない!
やっぱり高濃度!という人向け。
普段から外出が多かったりする人はビタミンAも枯渇しやすいため、高濃度で補うぐらいでもちょうどよいかもしれない。