7月下旬。
上の子が小学校からウキウキで帰ってきて、さぁ夏休みだ!という最中、
夏休み初日に発熱の症状が出た。
そしてあれよあれよという間に、下の幼稚園の子も熱を出し始め、あと9日で夏休みというところでダウン。
ここから二人の小児の大変な看病生活が始まろうとしていた。
子供たちの急な発熱
2人がほぼ同時に発熱したことにより、まずはコロナを疑ったのだが、
幸い1日目は39℃ほどまでで止まり、氷枕、氷嚢、そしてあらかじめ買っておいたロックアイスでなんとか対応し、夜を過ごした。
次の日、二人とも機嫌は良く、わりと元気で、ぼぉーともしていない。
だが熱は39.8~40℃の間で止まっていた。
すぐに病院に行けなかったのは、なんと近くの行きつけの小児科が公休日だったためだ。
もう一つ小児科があるのだが、そっちはヤブ医者で有名だったため、行かなかった。
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また、幼稚園でも小学校でもコロナに感染したという情報は無く、
わたしも妻も職場に感染者がいない&ほぼ出かけていなかったため、コロナではないだろうという憶測の元、
とりあえずいつもの風邪症状として看病をしていた。
だが、3日経っても、カロナールを飲ませていても一向に下がらないため(上の子は割と下がっていった。)、
下の子を連れて小児科へ。
発熱症状があるため、車で待機し、コロナの検査を実施。
結果はなんと、陰性であった。
とりあえず、お腹も少し痛い(食べられていないため便秘&ガスが溜まっていた)ので、浣腸と、整腸剤、そしてカロナールをもらい
その日はとりあえず帰宅。
その後、2~日ほどで熱が寛解し、お腹は逆に少し緩くなっていた(ウイルスの排除作用によりものと、腸がようやく回復したことによる)が、
熱は下がり、子供たち二人とも、元気になっていってくれた。
ここまで約7~日ほどかかっていて、看病しっぱなしのわたしたちは疲れ果てていた。
だがここで、予想はしていたものの、
その予想は現実となった。
そう、われわれ親2人が発熱症状が出てしまい、二人ともダウンしてしまったのだ。
今度は大人が熱でダウン
絶対こうなる
これは最悪のケースだった。
なぜなら、一人ならまだしも、二人ともつぶれてしまっていたからだ。
また、コロナではない確証が100%無いため、子供の面倒のために家に呼びづらいのもあったため、
必要なものだけ買ってきてもらった。(これが結局2週間ぐらい)
妻は体温計40.2℃を指し、わたしもイブを2倍飲みながら39.8℃を指していた。
外はあんなに熱中症で騒いでいる中、わたしたち二人はぶるぶる震えながら、冬用の羽毛布団を取り出し。丸まっていた。
その後、朦朧としている中、子供たちの育児をぎりぎりでこなしながら、
わたしが少し熱が下がってきた(37.8)
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溜まっていた家事をやり、布団を一度干し、料理、洗濯をやり、
熱はすぐにまたぶり返す(38.5前後)ものの、もはや39.8を経験した私にとっては38℃台など余裕のよしえちゃん(ギリギリ)だった。
その後何とか妻も解熱していき、仕事に復帰し始めたのだが、
立ってられないほどの倦怠感に襲われ、行ってすぐに帰ってきた(これが2日間続いた)
さすがに風邪にしては後遺症がおかしいとなり、近くの病院で検査。
ここで初めて、コロナの陽性反応が出たのだ。
ということはもちろん、わたしもコロナの可能性が十分にあるということだ。
コロナになってからの後遺症
ここからが本題になるのだが笑、
妻の方はその後自宅療養、わたしは検査をしに行かなかったが(後々後悔することになる。。。)、濃厚接触者ということで、10日間の自宅療養となった。
その間に、妻もわたしも熱は完全に下がり、ようやく家族を巻き込んだ夏休みの大事件が終わろうとしていた。
だが、コロナはそんな甘くはなかった。
妻の方は基礎疾患などなく、若干の倦怠感と味覚障害はあるものの、10日後には職場へと戻れた。
問題は私の方であった。
ただでさえ、
- 重度の喘息
- MRSA
- 好酸球性中耳炎
を持っているのに、コロナになったことで、後遺症として肺の機能がかなりやられてしまった。
とにかく2階へ上がる階段だけで息が切れてしまうほど、心肺機能が低下してしまっていたのだ。
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それもそのはず。
筋肉は拘縮し、血管の流れは悪く、おまけに動けていなかったため、関節も固くなってしまっていた。
なのでまずは軽いトレーニングから再開し始めた。
だがそれよりも厄介な症状がわたしを、妻は一切発症せず、わたしだけが襲われていた。
舌が地図状に割け、白~緑色の舌苔が舌を覆いつくしていた。
コロナ後遺症/口腔カンジダ
妻はだんだんと良くなっていったのだが、
わたしの方はまだまだ味覚がほぼ無くなり、さらに後遺症により舌が地図状に割れ、白い舌苔が覆っていた。
これは非常につらかった。
なぜなら、まず食事が出来ない、そして歯磨き粉が染みすぎる。
口腔カンジダなど初めてなったのだが、まずは自分で調べ、どんな病気なのか、治療法はどんなのか、などを調べた。
その後いきつけの耳鼻咽喉科に行き、相談をしたのだが、
基本的に口腔カンジダは抗生剤による治療法が最も一般的だ。
だが私の場合は、【MRSA/薬剤耐性黄色ブドウ球菌】を持っており、
さらに効きにくい抗生剤が多かったため、先生は抗生剤を出さなかった。
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自分で調べてみて、
イソジンやアズノールなどでやってみたが、結果はあまりかわらず、薬剤耐性菌が怖いため、抗生剤の使用も禁止。
イソジンに関しては、薬剤耐性を心配する医師たちが推奨している口腔カンジダ用の治療薬で、
真菌(カビ)にも効果があるというエビデンスがあるので、わたしも実際にやっていた。
アズノールは抗炎症作用があるため、傷ついた粘膜や舌のキズの修復用にはぴったりだ。
だが結局、イソジンはあまり効果がなく(コロナの後遺症だったからなのかどうか)、
アズノールの方はまだ良かった。(カンジダ自体は治療出来ないため、結局免疫力落ちていけば修復力が追い付かない。)
わたしの舌はこのまま、もしくは自然に治るのを長ーく待たないといけないのか。
食べるのが大好きなわたしにとって、この状況は本当につらかった。
普通の病院ではだめなら、それならと、オステオパシーの先生に相談をしてみた。
やはりコロナの後遺症でいらっしゃる人は多いらしく、まずは問診して、もしかしたら治療出来るかもしれないということで、
すぐに予約を取り、オステオパシー院へと向かった。
いつもお世話になっている鳥飼オステオパシー院では、
普段は坐骨神経痛をメインに治療をしてもらっていた。
坐骨神経痛の治療日記はこちら。