CA19-9
CA19-9とは、
ガンの進行と共に増加する特殊なたんぱく質の一種で、
- 膵ぞうがん
- 胆嚢・胆管がん
- 胃ガン
- 大腸がん
- 子宮内膜のがん
- 急性・慢性膵炎
- 慢性肝炎、肝硬変
で高値を示す。
そのため、腫瘍マーカー検査の重要な成分になっている。
まずはこのガンたちについて、いったいどういう病気なのかを見ていこう。
CA19-9の検査対象のガンとは?
CA19-9とは、先ほど述べた通り、
胃がんや大腸がん胆のうがんなどの腫瘍マーカーのことであり、
進行度合いによってこの特殊なたんぱく質が増加することで、血中濃度を精査し、どれくらいの値かによって進行度合いを見るものだ。
早速だが、まずはどんなガンの検査に有効なのかをピックアップして見てみよう。
胃がん
胃の内壁にある粘膜において、ガン細胞が無数に増えていく状態。
自覚症状が出にくく、進行しても出ないこともある。
-
胃の粘膜は強度が高い筋肉のいくつかの層に分かれているのだが、進行するに従い、
一番外側の漿膜の外側まで浸潤していくことで、近くの大腸やすい臓などにも広がる危険がある。
またリンパ液や血液に乗り、違う臓器へ転移することも多い。
-
代表的な症状は胃のむかむかや胸やけ、不快感、食欲不振など。
※症状自体は、胃炎や胃潰瘍と類似していることから、判断が難しいく、内視鏡でたまたま見つかるレベルだ。
大腸がん
結腸・直腸内に出来る良性の腫瘍が何らかの原因でガン化するパターンが多い。
初期の段階では症状が無く、進行することで、血便や下血、便秘や下痢、腹痛や貧血など様々。
-
深く進行していくことで、腹腔内に散乱したり、リンパ管や血液に乗り、肺や肝臓へと転移することもある。
また、進行していくことで慢性的な貧血、腸管の狭窄による腸閉塞などに繋がってしまう。
-
※潰瘍性大腸炎やリンチ症候群やクローン病などがある人は、大腸がんになりやすいと言われている。
すい臓がん
症状が出にくく、早期の発見は困難。
進行してくることで、黄疸、食欲不振、腹部膨満感、急な糖尿病の発病や悪化などが現れる。
※ただし、この症状はすい臓がん以外でも出る症状のため、判断が難しい。
-
すい臓は長さ20㎝ほどの臓器で、十二指腸に囲まれている。
すい臓の働きは主に、【インスリンの産出・消化の手助け用の膵液の産出】である。
胆管がん/胆のうがん
胆道に出来るガンの総称。
黄疸や体重の減少、右わき腹の痛み、体重減少など。
-
胆管とは、肝臓内にある細い管から始まり、それが中央に向かい太くなっていき、そして閉門部に向かいながら一本になっている。
また、小腸の消化を助けるために胆汁を産出する働きもある。
-
進行していくことで、周囲のリンパ節、肝臓、肺、すい臓などに浸潤することがある。
胆石症
胆嚢や胆管に、胆汁が固まって出来た異物が原因で、痛みや発熱を引き起こす。
暴飲暴食、ストレス、運動不足などで胆石が出来ると考えられている。
他にも、
- 「ビリルビン」が上昇する肝硬変や胆道感染など
- 過剰なコレステロールの増加
なども考えられる。
※日本人の10人に1人が胆石持ちと言われている。
初期症状があんまりない??
検査は早い方が良い
上で説明した、CA19-9という腫瘍マーカー検査対象で、代表的な疾患を挙げたわけであるが、
見ての通り、初期症状が発現しにくく、他の軽症の部類に入るような何でもない疾患との差別が難しい。
ということはつまり、
進行してからじゃないと、実際のところ、最終的な判断として【ガン】と下されることが多いのではないだろうか。
だが知っての通り、ガンは、進行していくとステージが上がることで、命の危険度が変わってくる。
下に簡単にまとめておこう。
ガンのステージ別詳細(簡易)
・ステージ0:がん細胞はあるが、上皮細胞(一番上の層)でとどまりり、リンパ節転移無し。
・ステージⅠ:少し大きくなり筋肉層まで浸潤。まだリンパ節転移無し。
・ステージⅡ:筋肉層を超え始める。若干のリンパ節への転移有り。
・ステージⅢ:さらに大きくなり、リンパ節への転移がはっきりとみられる。
・ステージⅣ:最外側の細胞を超え、近くの臓器にまで浸潤。
分かっていると思うが、ステージ4まで行ってしまうと、もう手の付けようがない。
【アリ象を倒す】と良く比喩で例えられるが、何ナノミリメートルにも満たなかったがん細胞が、
無秩序に増殖することで、いつの間にかがん細胞の何百万倍、何億倍も大きな、”ヒトのからだ”をも侵攻し、そして命を脅かしていってしまう。
数には勝てない。
そしてこうしている間にも、生きているすべての人の体内ではガン脂肪が生まれ、そして免疫細胞により撃退されている。
そのため、この免疫機能の向上は、歳を重ねるごとに、常に考えていないといけない。
早期発見こそがガン治療の要
何度も何度も話してきたが、
ガン治療において一番大事なのは、【早期発見】である。
初期症状だけで、見抜けるだろうか?
腹痛だけで、これは大腸がんの初期症状かも?と分かるだろうか?
めちゃくちゃ勉強して、6年医学部に通い、その後研修医として下積みを重ね、とうとう一人前の医師としてなった人達ですら、
初見でガンを見抜けるだろうか?
食欲不振をただのストレスや胃もたれなどと診断せずに、もしかしたらこれは・・・?と
思考を張り巡らせられる、そんな最上の医師のような先生が近くにいるだろうか?
実際問題、どれもこれも難しいだろう。
だが、検査は噓をつかないし、見落としているような症状があっても、疑いがあると結果として出てくれる。
病院で自分から頼んで、検査をしてもらうのも良いと思う。
でもその選択肢の中に、
- 自宅でガンの検査が病院と同レベルで出来る
というのがあったならどうだろうか、
このketsukenは、
・自宅で簡単に出来る。
・しかも採決に注射は必要なく、指先の血1滴のみ。
・ほぼ痛みがないその血1滴のみで、様々なガン検査が可能に。
・病院と同等の高精査レベル。
・スマホで簡単に結果を知ることが出来る。
という利点があり、
そして忙しい人たちにも、わざわざ時間を作らなくても良いという最大の問題を解決している。
自宅で高精度の検査が受けられる
血液検体は冷蔵便で運ばれ、72時間以内に検査します。
また採血に使う採取容器は、MBS研究所が開発した最新の技術を用いており、採取された血液量が明確に分かります。
綿に血液を浸み込ませる従来の方法では、「採血量に個人差が生じやすい」「血球が破損しやすい」といった点が指摘されてきましたが、本商品ではその課題が解消されました。
それにより、医療機関で受ける血液検査と同等レベルの精度を実現しました。
ぜひketsukenで、自分の今の状態を知ってみよう。
銀座血液検査ラボ/男性向け腫瘍マーカー検査/¥20,460
銀座血液検査ラボ/女性向け腫瘍マーカー検査/¥20,460
銀座血液検査ラボ/生活習慣病検査/¥9,460
銀座血液検査ラボ/B型C型肝炎検査/¥9,460