婦人科系の疾患はたくさんあるが、
その中でも特筆すべき疾患は以下、
- 卵巣がん
- 子宮がん
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
などが、よく耳にする疾患だと思う。(乳がんについては別記事にて説明予定。)
今回はこれらを踏まえ、
- 上記の疾患の詳細
- 罹患室や死亡率
- 早期発見し、早期対処するためには?
に焦点を置き、説明していこう。
婦人科系疾患とは
一人で抱え込まないでほしい。
一般的な婦人科系の疾患とは、
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 性器脱(子宮脱、膣脱)
- 子宮頸がん
- 子宮体がん
- 卵巣がん・卵管ガン
- 卵巣腫瘍(良性)
- 月経前緊張症
- 子宮外妊娠
- 性器クラミジア感染症
- 更年期障害
などが主な疾患であり、女性なら誰でもなりうる可能性がある。
これら疾患は、
不妊症や性交痛、腹痛や排便通、生理痛の悪化や不正出血やオリモノの増加など、
生活や将来を脅かすような原因になりうるものとなっているため、決して軽視してはならない。
今回はその中でも罹患率が常に高い、
- 卵巣がん
- 子宮がん
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
について、まずは説明をしていこう。
卵巣がん
卵巣がんとは
卵巣がんは、卵管ガンと共に、悪性腫瘍の一種だ。
卵巣がんに関しては、
発生する場所や組織によって大きく、「上皮性腫瘍」、「胚細胞腫瘍」、「性索間質性腫瘍」の3つに分かれており、
この中でも、「上皮性腫瘍」が90%を占めている。
初期症状がほとんどなく、経過していくにつれて、
- 腹痛
- 腹部下部の膨満
- 下腹部のしこり
などの症状が現れることで、そこで、あれ?いつもと違う感じがしておかしい?と気づいた人が検査をした時に、
そこで初めて、卵巣がん又は卵管ガンだと気づくケースが多い。
その他には、腫瘍が膀胱や直腸を直接圧迫することにより、頻尿や便秘、脚のむくみなどが現れたり、腹水が溜まるとお腹が前にせり出てくることもある。
また、進行していくにしたがい、腹膜や大網と呼ばれる小腸・大腸をまとっている膜に転移することで、腹膜播種が生じる。
その大網から腸、そして隣接する横隔膜や脾臓などへと浸潤するケースも。
また腹部の大きな血管周りに在るリンパ管から転移し、肺や肝臓、脳や骨などへと遠方へと転移することも十分にあるため、非常に厄介だ。
子宮がん(子宮体・子宮頚)
もはや待ったなしの状況だ。
子宮がんは、子宮本体に出来る【子宮がん】と、子宮頚に出来る【子宮頸がん】に分かれる。
子宮に出来るガンは、初めからガンとして発生するのではなく、異形成という”ガンになる前の状態”を何年か経たのちに、ガン化する。
しかも異形成の時点では症状は無いため、進行して初めてわかるのだ。
子宮とは、膣~子宮頚、そして子宮本体へ。そこから横へ卵管と卵巣へと繋がっている。
子宮は胎児を育てるという唯一の器官であり、その中身は筋肉で出来ており、内側は子宮内膜という膜がある。
この子宮内膜は、卵巣から分泌されるエストロゲンというホルモンの作用により、受精することで分厚くなるのだが、受精しなかった場合は剥がれ落ちていく。
これを約4週間間隔で行われるのが、いわゆる【月経】である。
子宮頸がんの場合、子宮の入り口付近に出来るため、婦人科検診などで比較的発見しやすい。
そのため、早期発見により、その後回復しやすいが、進行していくと、
- 骨盤内のリンパ節へと転移
- 骨盤を支える靱帯から広がる
- 血管やリンパ節を通り、他の臓器へと転移
など、隣接している器官から、遠方の臓器へと転移してしまうと、治療はとても困難になってしまう。
そのため、早期発見が唯一のカギとなっている。
初期症状はほとんどないが、進行していくことで
- 生理中以外で出血
- 濃い茶色の膿のようなオリモノ
- 性交時の出血
- 水っぽいオリモノや粘液の浸出
などの目に分かりやすい症状が出てくるため、ちょっとでもあれ?と思ったら検査をした方がよいだろう。
子宮筋腫
子宮筋腫も怖い
子宮筋腫とは、子宮を形成している筋肉由来の良性の腫瘍であり、
若い人から閉経後の人まで罹患しやすい疾患だ。
子宮筋腫はその発生する箇所により分類されており、
- 漿膜下筋腫
- 筋層内筋腫
- 粘膜下筋腫
に分かれる。
症状としては、
- 月経の量が増えたり、長い
- 腹部の腫瘍の触知
- 貧血
- 主要肥大化により腹部圧迫での頻尿や排尿障害や便秘
- 腰痛
- 不妊症や流産
など、多様な症状が現れる。
腫瘍自体が、出血・壊死・石灰化・水腫瘍などの変性を引き起こす場合もある。
腫瘍が大きくなったり、形がいびつになることで、茎部がねじれてくると激痛を引き起こすことも。
また治療は子宮筋腫の大きさや数、部位、癒着度や今後の妊娠予定や年齢などでも細かく分かれるため、
初期症状である、月経の異常・そして貧血などで早期発見できれば、不要な治療や薬を避けることが出来る。
子宮内膜症
女性は病気が多くて大変だ
子宮内膜症とは、内膜又はそれに似た組織が何らかの原因により、子宮の内側以外<卵巣、ダグラス窩、仙骨子宮靭帯(子宮を後ろから支える靭帯)、卵管や膀胱子宮窩>で形成される症状だ。
子宮外妊娠のように、本来あるべき場所とは違う場所で、発生・形成されることで異物としての症状が出てしまい、
20~30代で発症し、そのピーク人口は30~40代となっている。
症状は、月経に合わせて増殖し、月経時に排血されずに子宮内にとどまることで痛みなどを引き起こす。
代表的な症状は、
- 痛み
- 不妊症
の2つがメインだろう。
特に月経痛は子宮内膜症の中でも約90%以上の人が訴えている分かりやすい症状だ。
この症状のピークが20~30代の発症、そして30~34歳がピークというのは、女性ホルモンの量が関わっているため、
加齢による女性ホルモンが減少してくることで、症状も落ち着いてくる。
内膜症になっている実に30%もの女性が【不妊】となっている。
検査項目であるCA125とは
この検査とはいったいなにを判定出来るのか
CA125は、婦人科系疾患の検査として良く使われる腫瘍マーカーだ。
診断時や治療の経過具合を測ったり、再発の予測のモニタリングなどにも使用されているため、もしかしたら女性は検査したことがある人が多いかもしれない。
またCA125は婦人科系疾患以外でも、炎症、腸閉塞、膵炎、胆嚢炎などの炎症性疾患や消化器疾患でも上昇するため、そっちの検査でも使用されることもある。
ただし、CA125は、女性ホルモンにも影響される(高く出る)ため、生理前、閉経後、妊娠時などは、高く出ることがある。
その場合は再検査や超音波検査などをする場合がある。
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いずれにしても、病院でのながーーーーーーい待ち時間の末、その後の検査では注射の痛みにも耐えなければならない。
せっかくの休みが一日まるごとつぶれてしまうのは目に見えているだろう。
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この検査では、
- 卵巣がん
- 子宮がん
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- すい臓がん
- 胆のうがん
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
などを検査することが可能だ。
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