オステオパシー。
ぼくが初めてオステオパシーと出会ったのは、トレーナー時代に遡る。(全然前じゃない笑)
わたしは自分が運営していたジムとは別に、普通の会員制のジムでトレーニングをしていた。
いつもと同じルーティンだった、はずだった・・・
普段の自分のトレーニングメニューは、
DAY1
・高重量×低レップのデッドリフト
・胸
・背中
・胸or三頭
・二頭
・体幹系
DAY2
・高重量×低レップのスクワット
・胸
・背中
・胸or三頭
・二頭
・体幹系
DAY3
・低~中重量×低レップのデッドリフト
・胸
・背中
・胸or三頭
・二頭
・体幹系
DAY4
・低~中重量×低レップのスクワット
・胸
・背中
・胸or三頭
・二頭
・体幹系
この4つのルーティンを基本にして、トレーニング→OFFの順番で、ONとOFFの日を交互に回している。
DAY4までやれば、疲労はなかなか溜まっているので、OFFを2~3日ほど入れる。
それでも疲労が抜けきっていないのにも関わらず、モチベーション優先でまた再始動することは、トレーニングやっている人なら分かるだろう。
だが、今思えば、重さに無理にこだわりすぎずにやればよかったのだ。
簡単に言えば、デッドリフトを普段180キロでセットを組んでいるからといって、160キロで組んだから今日は強度が弱めということにはならない。
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例えば、
この共通点は?
180キロを3~4レップに対して、160キロを8~9レップ。
この共通点は、どちらもMAX1レップ換算で約202キロほどだ。
ということは、
別に重量を落とした分、レップ数を増やすことで強度を上げれば方が良いだけなのだ。
※むしろ3レップでセットを組むのは、回数が少なすぎる上に刺激が深く入りにくいため、ちゃんと計算してトレーニングメニューを組むリフターなど、その領域の選手などが組むやり方が一般的だ。
まだまだケツが青かった私は調子こいて高重量にこだわりすぎたため、
最終セット。
やってしまった。
本当に寝るのすら辛い。動けない。
グギっという鈍い音が聞こえたかのような、そんな表現が合ってる痛みが、腰椎に襲ってきた。
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もちろんその時はすぐに中断し、痛くない姿勢を取りながらすぐに帰宅し、アイシング。
帰りは自転車にまたぐのもきつかったのを今でも覚えている。
つぎの日は休みだったのだが、痛みで起きれない。
腹圧を掛けると、股関節の奥深く、むしろ臀部の中だろう。そこから→ハムストリング~脛の横に掛けて、感じたことのない電気ショックの様なピキっとした刺すような痛みが始まった。
その日は安静にして過ごした。
なんですぐに病院に行かないのだって?
その日はなんと日曜日だったのだ。笑
そして次の日もクライアントは入っているため、次の休みまでは3日間耐えなければならなかった。
しかも、なんと、
痛みでびっこひいてしまい、全然歩けない!
初めてのこんな痛み!
失恋したときでさえ、もっと痛みは軽かったはずだ!(わりと引きずるタイプです。笑)
痛みの種類と箇所から、大体の診断の想像はついていたが、仕事を休むわけにはいかないため、ロキソニンを2倍飲みながらなんとかなんとかやりくりしていた。
とにかく、座るのが辛く、また座ってから立ち上がるのが辛い。なのでトイレが辛いのでトイレ恐怖症になってしまいそうだった。
その間色んな治療法や経過などを調べたが、やはりこの梨状筋症候群/坐骨神経痛というのは完治が難しく、再発を短期間で繰り返すことが多い。
しかもネットでは大体検索上位に出ているのは広告を出している接骨院などで、実際の評判などが見えない。
よく書いてあった治療は、
- 1,まず下肢伸展挙上テストの理学検査。
- 2,次にX線画像で詳細に診察。
- 3、基本は痛み止めだが、痛みが強い場合には痛みの原因となっている椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術へ。
- 4,ペインクリニックだと、神経ブロック注射がメイン。
ということは、根本から治す場合は手術が不可欠であり、保存両方だと痛み止め系の対症療法がメインになる。
しかもブロック注射自体かなり痛いので、治療自体が辛く、また完治が難しいため半永久的に打ち続けなければならない。
筋肉痛はウェルカムだが、注射などの痛みにはめっぽう弱いのも、トレーニングやってる人あるあるなはず笑
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そんなこんなで辛いのを耐える日々を過ごしていたある日。
ふと妻から、「そういえば、従姉妹の旦那さんが接骨院の先生だから行ってみれば?そんなに遠くないし」と。
そうだった!
そういえば、集まりの時に接骨院を開院していると伺っていた。
その先生がやっている療法こそが、わたしがその後、現在に至るまで身体の様々な相談をさせていただいている、日本でも10人ほどしかいない最高クラスのオステオパスの技術腕を持つオステオパシーの先生との出会いだった。
続く。
お世話になっている鳥飼オステオパシー院。