キレイな院内。ほど癒しの良い音楽
前回は、
自分の重症だった症状を回復させてくれたオステオパシーとはそもそも何なのかに焦点を当てて、記事を書いた。
-
-
鳥飼オステオパシー院で重度の坐骨神経痛を完治させた体験談!part4!
オステオパシーで重度の坐骨神経痛を完治させた体験談part4。今回はそもそもオステオパシーとは?というところに焦点を置いていこう。オステオパシーとは何なのか、。誰がいつ作ったのか。どんな治療法なのか。どれくらい認知されているのか。まだまだ日本では認知度が低いオステオパシーだが、世界ではすでに認められている治療技術。
続きを見る
オステオパシーとはA.T.ステイル医師により考案された、徒手による治療であり、
- 炎症の箇所だけにとどまらず、身体全体の状態から俯瞰して、症状を考察するホリスティックな考え。
- 血液やリンパ液などの体液の循環具合、臓器や骨の正常な位置などの調整。
- そして頭蓋オステオパシーへと進化
により、現代では、A.T.ステイルの直弟子であった、サザーランド医師により考案された頭蓋オステオパシーが主流となっている。
アメリカ生まれのオステオパシーは、アメリカから約150年かけて世界に広まっていき、現在では欧州、WHO(世界保健機関)で認められている治療であり、フランスでは国家資格にまでなっている由緒正しい医師と同等のレベルの資格技術だ。
スポンサーリンク
さて。
初めて治療を受けてから、まずその日と次の日は痛みが出ていた。
これは施術した日に先生にも言われた通り、自分で治そうとする力が働くため、細胞の活性化やデトックス作用による好転反応の一種だ。
ただし、次の日の昼以降からは痛みが収まってきていた。
これには本当にびっくりだった。
- 頭蓋へのオステオパシー
- そして痛みがある直接的な箇所の腰(背中の腰椎の部分)と臀部分へのカウンター・ストレイン・テクニック
- そしてそれに付随して歪みが発生している臓器や骨への内臓マニピュレーション
私自身もこういう治療自体聞いたことが無いし、そもそも整体との違いもよくわかっていなかったが、信じる信じないは関係なく、治療の効果はきちんと身体に出てくれていた。
そう。
施術したつぎの日の夜には、
ほぼ歩けないほどの痛みがあった右脚。右臀部からハムストリング(太もも裏)、そして脛までを、強烈な電気ショックが襲っていた痛みが、
つぎの日の夜には、すでに(というか急に)90%ほど緩和されていた。
久しぶりに普通に歩くことが出来た。
小走りだって出来る。
座ることも出来るし、
座ってから立つことも出来た。
そして最大の難関であるトレーニング。
結論から言えば、何事もなかったかのように、普通にクリア出来た。
ちょっと長期のレストを設けたぐらいの感覚ぐらいに思えるほどに。
初めは少しビビりながらだったが、デッドリフト、そしてスクワットという、股関節に属する筋肉を使用するトレーニングの再開は、とにかく嬉しかったのを覚えている。
坐骨神経痛に関しては前々回ぐらいに記事の中で紹介したが、
-
-
鳥飼オステオパシーで重度の坐骨神経痛を完治させた体験談!part2
オステオパシーでどうやって重度の坐骨神経痛を治療し、改善に至ったのか。今回は第2弾と言うことで、そもそも坐骨神経痛というものはなんなのか?一般的にはどういう治療が必要なのか、ということを掘り下げて分かりやすくまとめてみた。まずは自分自身の状態を知ることから始めのは、細かく伝える時に医者側とこちらで相違が無いようにす
続きを見る
スポンサーリンク
通常は長期間の治療の間は、運動すらまともに出来ることすら無理なはずだ。
その上治療自体が難航することで、痛みの期間が長くなり、周辺の臓器や骨に炎症が移ることもあり、
また筋肉の減少・姿勢の悪化など、今度はリハビリに時間が長くかかってしまう場合もある。
そして次の日、さらに次の日と経過するにつれて、痛みや症状は確実に緩和していった。
もちろん、無理な重さや、疲労を無視してトレーニングをした時などは、腹圧を掛けたときに違和感のようなものは感じることがあるが、
ほとんど気にならない。
治療が良く、回復が早期だったため、ほとんど筋力が落ちないで、トレーニングを再開することが出来た。
トレーナーが(当時は割と有名だった気がしなくもなかったりラジバンダリ・・・笑)、トレーニングでケガしたなんて、恥ずかしいったらありゃしない。
なので、坐骨神経痛になり、そして鳥飼オステオパシー院の先生に早期回復をしてもらったおかげで、自分の身体を今一度見直すとこにしてみた。
まずは、
- そもそも原因はなんだったのか?
- その原因はなぜ起こってしまったのか
- それらを改善するために出来ることは?
のこの3つにを探ることにした。
まず1番目の、原因だ。
これは明確で、デッドリフトの時にやってしまった。
デッドリフトの下降時ではなく、挙上時に起きた事故だった気がする。
ということは、初期の挙上位置から挙げ始める時点で、すでに腰椎が湾曲してしまっていたと推測できる。
これは、そのまま2番目のなぜ起こってしまったのかにもつがなってくるので、セットで考えることにしてみよう。
デッドリフトで一番大事になるのは、フォームである。
-
-
【筋トレフォーム】デッドリフトのフォームを詳しく解説(動画付き)!
今回はデッドリフトのフォームを分かりやすくまとめました。デッドリフトはフォームが特に難しいトレーニングの一つ。きちんと自分に合ったフォームを見つけるまでは何年もかかることは普通なほど、細かく修正してく必要があるトレーニングです。股関節の傾き具合やハムストリングス/下腿部分の柔軟性から挙げる最初の高さを見つけていきます。
続きを見る
デッドリフトは、股関節の屈曲位からの伸展位への動作により、脊柱起立筋、殿筋群、ハムストリングス(裏もも)を一度に鍛えることが出来るトレーニングだ。
それゆえ、複合関節運動(多関節動作)のため、高重量を扱えるので、身体への負担も増えるため、ケガも非常に多いトレーニング種目なのだ。
身体への素晴らしい効果も大きい分、負担も大きいという、まさに諸刃の剣でもある。
動作について詳しくは、上の記事を読んでくれれば分かりやすいのでここでは省くが、
私の場合、
- 殿筋群が弱い
- ハムストリングス~下腿が非常に柔軟性が乏しい
- それゆえ股関節が後傾しやすい
これが一番の原因であった。
スクワットを疎かにしていたせいで、大腿四頭筋・殿筋群に対して、ハムストリングスとの筋バランスが悪かったのもあるだろう。
そしてハムストリングスと下腿(腓腹筋、ヒラメ筋)の柔軟性の乏しさにより、股関節が後傾しやすい(背中・腰が丸まりやすい)状態のため、
デッドリフトの初期動作で無理な高重量をしてしまったせいで、股関節が前傾(腰が丸まらずに、まっすぐ~やや反り気味)の状態を保てず、挙上途中で後傾(腰が丸まる)ことにより、背骨が変に曲がってしまう。
そして負荷が背骨に異常にかかってしまい、ヘルニアや脊柱管狭窄症になってしまうことで、坐骨神経痛を引き起こしてしまったのだ。
スポンサーリンク
本当に情けないというか、もう本当に笑
なのでそれからは、
- ハムストリングス・下腿の柔軟性の改善
- デッドリフトのそもそものフォームの改善
- そしてトレーニングメニューの改正
これにより、かなり改善された気がする。
特に一番改善したのは、デッドリフトのフォームだ。
言葉で話すのが難しいのだが、デッドリフトのフォームで一番参考になるのは、ウエイトリフティングの選手であることは間違いないだろう。
日本・中国のトップ選手を参考にすることで、挙げ方が上手くなった気がする。
特にデッドリフトが強い選手は、殿筋群をとても上手く使っていた。これはわたしにとってとても朗報だった。
そうして改善に改善を加えることで、
怪我する前よりも重量が上がり、身体も強くなれていった。
続く。